米田さん:前回は結婚相談所への入会までの葛藤をざっくばらんに話した格好になりますけど、
婚活道は、千里の道も一歩から的な状態だったなぁっと、いま振り返ると思うね。
田中さん:まぁ・・入会してハイ決まり!!とは行かないものね。
米田さん:そりゃそうでしょ!!
入ってすぐに決まったらジャンボ宝くじ1等が当選したぐらいの
確立ではないかなと思ってしまうわ。
ないない。
田中さん:結婚相談所に入会した後、前回話した通り、写真撮影やプロフィールを作っていき、
入会した結婚相談所が提供する情報検索サービスに自分の情報が掲載されることで、
活動が始まるわけですよね。
米田さん:我々が入った情報検索サービスはIBJが提供するものでしたけど、
大海原に放流されて相手の情報を検索していくのは大変だったなぁ。
田中さん:何をいっているの? 僕にとっては凄く楽しい状態でしたよ!!
だって、今まで出会いが少なかった状態なのに、沢山の情報が写真付きで
提供される状態であるんですよ!!
見ているのが楽しくて仕方がなかったですね。
この人にお見合いを申し込んでお会いしたらどんな感じかなぁって
思うのも楽しいじゃないですか?
米田さん:面白いねぇ・・
私としては、絞り込みもない情報がダダ漏れで出ている状況からどうしようかな?
という思いしか浮かばなかったね。
田中さん:何故そう思うのか、ようわからん。
米田さん:だってさ、良いことしか書いてないプロフィールに注意しながら、
こういう人ならば、会ってみたいなというのを考えるのが
面倒だったっていうのもある。
私は、基本、慎重派なので、疑いから入るから、見た目だけや
記載内容をかなり吟味していた部分はあるよ。
だって思わない?
私は生活力があります的な文章とか、手料理が得意ですとか・・
テンプレ過ぎて疑うって。
生活力があるかどうかとかは貴方が言うことではなく
相対的に他者が思うことじゃない?
わざわざそこを強調されれば、そこなんかあるんじゃないって思うよね?
田中さん:どうしてそう思うの?
米田さん:ふつうの事ならば記載することじゃないじゃない?
みんな何を求めてるの?
手料理を振る舞ってくれる家庭に入ってくれる女性を求めているの?
ある程度、自分の仕事に誇りをもって対応してきた方にそういう期待をする
男性ってかなりどうかって思うよ。
田中さん:いきなり言うねぇ。
米田さん:そりゃそうでしょ!!
人生一度きりなんだよ!!
行動を制約してしまう事で相手への自己犠牲を求めるのではなく、
共に家庭を築いてくれる要素が感じられる方と求めていたんだよね。
末永く一緒に暮らすかも知れないパートナーを見つけるのだから
自らの人生に新しい化学変化が到来するかも知れない相手の方を求めたんだよね。
それなので、私からしたら良くある良妻賢母的書き方の
テンプレ的なプロフィールは、嫌だったというのもあるかな。
田中さん:だから1ヶ月の申し込み件数20件とかいかないんだね。
米田さん:誰でもいいのではなく、こういう人と一緒になれば
面白いかなっていう感覚で相手を探していたからさ。
毎月、何件申し込んでくださいっていうのも、
宝くじ理論みたいに確率を上げて相手を決めろって話じゃない。
抵抗感ありまくりでしょ!!
それはある意味、ギャンブルで賭けに出ろっていうのと同じだよ!!
田中さん:感覚が違うんだね。
出会わなければ人は分からないでしょ?
だからこそ、いいかな?って思う人に申し込んで会う機会を作ることで、
自分にとってベストな方を探すということの方が現実的じゃないですか?
それは、ギャンブル的なものとは違う気がする。
米田さん:ローラーっぽいんだよなぁ・・それって
田中さん:結婚したいんでしょ?
ならば、出会う方法がローラー展開っぽくても、
出会うことが第一歩だと思うけど?
米田さん:そこは気持ち的に最後の最後まで出来なかったな。
まぁ・・そういうやり方をしていれば別な選択肢もあったかも知れないけど、
最終的には同じ相手に出会ってた可能性もあるだろうしねぇ・・
田中さん:いやぁ・・貴方の活動では出会ったのが奇跡かもよ(笑)
米田さん:そうかねぇ?
田中さん:宝くじでも買わねば当たらないからね。
動いた数だけ成功があるってもんでしょ?
貴方の場合は、仕事の局面でもそういう部分では鈍いけどね。
新規に冷たいし、横展開は苦手っていうのね。
深堀りは真似できない関係作り上げるけど。
米田さん:褒められてないなそれ・・
とはいえ、私の場合、婚活活動はのらりくらりで1年程度したかなぁ。
月に2人〜3人会えば良い方ぐらいだったから
会費が勿体無いと、常に思ってましたよ。
田中さん:それはどうだろ?
ちなみに僕の場合は、休日に毎日2名程度はしていたかな?
積極的に活動した差かもね。
米田さん:プロフィール写真写りと、活動時期が35歳の時だった人はやっぱ違うな!!
投資とリターンで考えれば、会いたい女性の方に毎度会えるんだから、
そりゃうれしいでしょう!!
羨望の眼差しですわ。
特に、婚活活動中はいきいきしてたものね。
田中さん:ええ、女性に会えるのが嬉しくてたまらなかったからね。
米田さん:出会いを楽しんじゃダメじゃないの?
田中さん:知るを楽しんだってことだよ。
米田さん:相手を知らねばダメだからね。
その意味でも先ずは、出会いの場を作ることに
専念しなければならないということで機会を作るべく活動という
考え方はわかるよ。
でもさ、結婚相談所に入ると結婚カウンセラーさんがオススメの方を
先ずは紹介とかあるのかなとは思ったので、自ら検索して
アタックしていこうという活動方針に戸惑いはあったかな。
田中さん:あぁ・・昔あるおせっかいな●●さんがお相手の写真を持ってくるという
古風なイメージをしたってことか。
米田さん:そう、こんな人どうよ!!っていうイメージがあったんだよねぇ・・
私から理想の相手を聞いてIBJのシステムに登録している人を
紹介してくれるのではないかなっていうマグロ状態で紹介を受ける
イメージがあったわけよ。
田中さん:そういうのじゃないからねぇ・・
確かに自主活動がうまく行かないとかあると結婚相談所の集まりとかで、
写真交換会等で申し込み相手を紹介してくれることはあるけど、ちょっと違うかな?
古風なイメージ部分だと強制的な部分あるじゃないですか?
そうではなくて、自由に探すっていうのがいいんですよ!!
米田さん:トラウマ後ろ向きさんには難しいねぇ。
田中さん:自分のこととなるとホント駄目だね。
米田さん:ある意味恥ずかしがらず、本能のママに活動しないと駄目ってことか。
IBJに登録している人が多いし、自分自身に自信がないから選びにくいのですわ
田中さん:とはいっても結婚相談所に登録して活動するのだから、
そんな事考えずに先ずは始めようとなるだけじゃない?
色々考えすぎなんだよ。
まずは、毎月の活動限界までトライすると。
ダメならば次へでいくしか無いじゃないですか?
米田さん:前回話した通り、トラウマスイッチ「ON」の人ではそれは難しい。
また、自分自身に自信がないから気後れするんだわ。
田中さん:それが、いままで浮いた話が出来ない理由ですね。
ならば、そういった相談を婚活カウンセラーさんにして共に
活動方針を決めていけば良かった気がするとおもうんですけど。
米田さん:人間関係が正しく成立していないと難しいっていうのもあった。
田中さん:それは、人間関係を作ろうとしていないからですよ。
会費を払って活動しているならば、提供されているサービスは最大限使わないと。
ある意味、守秘義務も契約事項に入っているので、安心して熟練のカウンセラーさんに
相談して乗り越えるべきだったとおもいますよ。
何事も、恥ずかしがったり、遠慮していたら始まりませんし。
米田さん:ある意味、そうかもしれんね。
ただ、私はすぐにそうはなれなかったな。
貴方に言われたりして、とりあえず自分の年齢マイナス10歳幅のレンジで絞り、
そこからまた、地域を絞って検索した上で、記載内容がある程度良く、
見た印象が良さそうな方にお見合いの申込みを一心不乱に申し込んでみたけど・・・
「撃沈」でしたねぇ。
田中さん:僕が探していたときもそんな感じですよ。
やはり、住んでいる場所はお見合いになった際に大事だし、
また、結婚した場合、現在住んでいる場所から遠い人すぎると
生活を共にするのが難しいと感じてしまうので除外しますよね。
米田さんと同じく年下に絞り、自分の好みのタイプの子に
出来る限り会いたいなと言う思いで申し込みしまくった感じですね。
結果は確かに「撃沈」9割でしたけどね。
米田さん:まさに本能のママにか・・
結果は「撃沈」という二文字で解決する優しさが待っているけどね。
田中さん:「撃沈」が続くのは気が滅入りますね。
とはいえ、カウンセラーさんも話していましたけど、
みんな同じ感覚で申し込むわけで、相手も数多くの申込みがくれば、
厳選して、より良い条件に見える方で対応していくのは当然といえば当然かな。
もしも、自分が逆の立場ならば物理的にもそうせざるを得ないと思うし。
米田さん:そう言われればそうか。
時間的成約というのは必ずあるから仕方がない。
「撃沈」という報告が別のターンでもくるので、心の鍛錬は必要だと、
逃げることが出来ない現実であることに身を以て教えてくれる皆さんに
感謝しかない(涙)
田中さん:こういうのはさ、悪い言い方かもしれませんけど、
断れるのが前提でスタートしないとダメだと思うんです。
自分の都合では動かない。
だから結果もすぐ出るわけじゃないのです。
米田さん:そりゃそうね。
でも始めると、ある程度ぽんぽんと相手と会えて、
お見合いして行くのかなっていう感覚があったから肩透かし感はあるかな。
田中さん:それは・・
米田さん:簡単に行く人ならば、もう結婚していたか(笑)
自分を見つめてからそういう発言したほうがよかったといま反省したわ
田中さん:いいにくいけど・・そうね
嫌でも最初は見た目とプロフィールから読み解けるイメージで
決まるんじゃないかな?
米田さん:そこは否定しない
何故なら、私もそうしているからね。
田中さん:だからこそ、実物にお会い出来なければ第一関門突破とは行かないので、
一心不乱にアプローチするべきなんですよ
米田さん:その気持が希薄だったなぁ・・
とはいえ、相手の方から申し込みが何件か来た際には嬉しかったので、
基本全員とは合いましたけどね。
もしも誤ってお見合い申し込みにクリックしてしまったとしても
貴重な機会を頂いたことに感謝っていう感じでね!!
田中さん:僕も「会いたい」が先立っていたからほぼ全員とお見合いましたよ。
米田さん:あれ?違うなっていう人にも会ったけど、
色んな経験が出来たことには感謝してる。
田中さん:珍しく殊勝な言い方するようで・・落としてくるね(笑)
米田さん:あんなに沢山の活動会員がいるなか、
こんな私とお見合いしてくれた有難う!!
田中さん:貴方がいうと感謝している感じしないけど・・
米田さん:今となってはそう思っているってだけ。
田中さん:さてと、お見合いの話になりそうだから、
それは次回にしましょうか
長いし・・
米田さん:あああ・・・話が長いで振られた日々が思い出すよ。
田中さん:人の話をまずは聞かないと・・
自分のことばかり話していたら聞いている方は辛いから。
米田さん:そうでした・・反省してます。
とはいえ、変われたかは自信ないけど。